トマ声人語-やっぱり森が好き-

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「はっきり言って、まぁ、さじ投げたな、俺も」

 東京オリンピックパラリンピック大会組織委員会森喜朗会長が辞任する意向を固めたらしい。このおじさんが自身の不適切発言の為にこうして謝罪会見を開かされるの今日で何回目なのよ。笑
ここまでくると政界の風物詩と化しているような気がしないでもないな。

令和初「喜朗劇場」は“女性蔑視“とされる発言だった。
全国827万世帯と目される“隠れヨシロウ“ ※隠れトランプみたいなノリで笑※ からすると、パンチに欠ける失言だなぁと物足りなさを覚えたのだろうし、それ以外のマス層からしても、あ~またやったのね(苦笑)みたいな薄めの反応をしたと思うんだよな。ネ、そうでしょ奥さん?笑

これまでは“ワイドショーのネタ“として消費されるに留まっていたが、今回ばかりは立場上そうもいかなかったらしい。オリンピック・パラリンピック大会というのは真にインターナショナルな催事ゆえ、それを統括するIOC委員の中には所謂セクシズム発言なんかに非常に手厳しい、ポリコレ遵守ウーマン※ウーマンの“マン“は女性器のことじゃないですからね笑※が居るらしく、飯屋でこの男を問い詰める、と宣戦布告されていた。笑
ついこの間までJOCの会長をやってた竹田平民のパパゴンが過去に交通死亡事故※しかも被害者は女性※を起こしていたとか、東京五輪招致をめぐる贈収賄容疑でフランス警察当局の捜査の手が及んだことにはダンマリなクセして、んーもう海外リベラルちゃんの欺瞞たらなんだかね笑
触発された一部野党議員がやってる“白い薔薇“ムーヴメント、あれは何の真似?笑 もしかして色水を吸わせて人為的に青い薔薇を作ろうとしてるかんじ?笑 そんなことナイチンゲール
マジでファンサ政治。右翼議員のブルーリボンアピと一緒じゃんよ。

僕、はっきり言っちゃうと、森喜朗嫌いじゃないですね。
自民党清和研OBとか、タカ派とか、親台派とか、アベの恩人とか、聞いただけで蕁麻疹が出ちゃうサヨクの僕ですが、森喜朗てゃは嫌いになれません。笑
好きな理由は、政治手腕でも、思想でも※勿論顔でも笑※ありません。彼の人柄です。ややもすれば勤勉とか真面目とか愛国オナニストのズリネタになりがちな建前の日本人像を完全に破壊して、日本人の本音の部分を象徴してる愛すべき狸親父だと思うんですよね。大げさに言うと、僕含む日本人の代弁者として“失言してくれてる“訳じゃん。女のくせに、男のくせに、一回はそんなニュアンスの“失言“したりされたりした記憶あるでしょ?無いとは言わせないよ。笑


最後になりますが「喜朗劇場」に“国際常識の観点“からお憤りのみなさん、中高一貫校ってたのしかった?笑 やっぱカナダって過ごしやすい?笑 慶應ってどこにあるの?笑 あなた達は紛うことなきエリートであり、哀しいかなマイノリティですよね。これも日本の知的レベルが低いせいだー笑
随分と上から目線な御指導が鼻につきますので「小異を捨てて大同に就く」「現場主義」の日本社会党精神で以て御得意の価値観アップデートしてみてください。幾分か※大革命とか言ってみたり笑 漸進主義かな?※マシな左派になれるんじゃあーりませんか。

総裁選 公開討論会 テーマ ガバ穴ダディーより抜粋

f:id:tomato_left:20200919215038p:plain司会「では、三候補に論じていただくテーマの方を安全保障からガバ穴ダディーに移したいと思います。先程と順番を変えまして、石破候補からご発言をお願い致します。」

石破「私からですかい。ガバ穴ダディーの一番の問題点は何か、という事を考えてみると、やはり島田部長の専制ぶり、これに触れないわけにいかんですよね。撮影中にガムを噛んでるだとか、ウケ役の緩次郎さんに対してパワハラと受け取られかねないような発言をする、このような傲慢な態度を目にした国民の皆さんが、あぁ、やっぱり島田部長は指示厨なんだね、肝心なところでは勃たないんだね、このように思ってしまっては、やはり国民の総意としてのゲイポルノビデオ、とはならないと思います。」

司会「はい、ありがとうございました。では、次は菅候補、よろしくお願いします。」

菅「安倍内閣官房長官の職務を仰せつかってからの七年と八ヵ月の間、ビデオ内での緩次郎さんの 先 ハイバウインド...。とのご発言を注視しながら、私自身、インバウンド消費の拡大に力を注いで参りました。国内経済における一定の成果を残すことができたのではないかと考えております。島田部長の方針について様々なご意見があると承知はしておりますが、粛々と進めて気持ちよくしたい、このように思います。」

司会「ありがとうございました。それでは最後となります、岸田候補、ご発言をよろしくお願いします。」

岸田「わかりました。えー、まず、国民の皆さまのガバ穴ダディーに対するお気持ち、解釈、そういったものについては、様々な意見が存在する、ということはよく承知しております。総選挙で信任を得て、国民に問うた政策を推し進める、こういった際には、島田さんのような力強さ、こういったものも必要になってくるでしょう。しかしながら、この新しい令和の時代の政治を担う者として、挿入時には緩次郎さんの陰茎を手で隠す、空いた手で乳首をイジる、そういった細やかな配慮が、当然必要になってくる、このように思います。」

アナロジー餅🍡

高層ビルの194階にある素敵なマドリッド風シーチキンレストランで僕とあながきさんはわかめサラダを食していた。周庭・自決派の辿るであろう末路やカクテル・ソーダの欺瞞、処女性と白色テロルの核融合点についての話に花を咲かせながら。

「左翼なんかワサビ入りシュー・クリームが群れを成しているようなものだろ。その、彼らが言う憧憬なんて太くないシーチキンより...遥かにケツが青くてね、つまりは最悪だ。マルクスヘーゲルの太鼓を叩くヒットラー・ユーゲントの連中に言いたくなる。唯物論じゃ"アオハル"はツマラナイんだ!スメラミコトイヤサカ!」
 そう言い終えるなり彼はこめかみに当てていた拳銃の引き金を引き抜いた。憮然たる面持ちの僕と動揺に覆われた店内を尻目に、苦笑しながらムックリと起き上ってくる様には、タタル族製のマトリョシカが胸中を巡った。

野村秋介のモノマネだよ。ウヨヨンキャラの俺以外、こんな汚れ仕事を誰がやると思う?サヨヨンのトマトはこんな熱意を詰め込めるかな?」
「浮世離れした技巧です。緑綬褒章でひとまず間違いないでしょうね。」としきりに褒めそやすと、ヤー、ヤー、と感嘆の声を発しながら、キンキンに冷えたトマト・ジュースを追加注文してくれた。
「にしてもあながきさん、随分と形而上学的な事柄についてアジっていましたね。もしかして哲学をおやりになられてたとか?」と訊ねる、
「大正解だよ。愛国学園大学文学部哲学科、1944年の牟田口ゼミ生だった。」
「だからといって街の哲学者をしてる暇はないんだよ。燃やさなければならない、燃焼ゴミ以外の諸般をね。なんだかわかるかな?」
 それを聞いた僕はひどく当惑した。ゴミ以外にわざわざ燃やすに価するものなんてこの世に一つしか存在しないじゃないか。
「その...天皇裕仁御真影だったりします?」隣で食事をしていた宮内庁職員の耳がピクっと動いた。
「バカを言うな、そんなんじゃ給付金もおりないぞ。第一に俺は公務員なんだよ。」
「わからないなら教えようか、思い出だよ。それも映像や音がくっきり鮮明に浮かび上がってくるような、嫌な記憶のさ。そういう類いのものが心身に影響を及ぼす可能性だって往々にしてあるだろ。そういった負の連鎖を絶ち切る為に燃やすんだよ。」
 閉店時間が迫っていた。
「燃やしたあとはどうなるんです?」
「...二酸化炭素がいっぱい出るよ、やたらとケミカルな色をした煙に混じってさ。」

 この男が環境保護論者を毛嫌いする理由が分かった気がする、思い出焼却時に二酸化炭素がたくさん排出されるのは自然の摂理なんだ。ツバル国の沈下やグレイトバリアリーフの白化なんてこの際どうだっていい。向こう数百年の間、フラッシュ・バックで苦しむ人類が居なくなるのなら。